物理学
名前:いるか
日付:2001/05/22(Tue) 09:32
うん、この量子力学の所は結構難しい (;^^A
どこを、どこから、どうやって説明したらいいのか、結構なやむ (^^ゞ
なんてったって、古典力学的イメージが作りにくいところだから、なんとも変な感じになってしまうんだ。まぁなんか変な感じのイメージつくるしかないんだけどね。
★物理学には「理論物理」と「応用物理」とがあります。私の専門は理論物理ですが、どちらが上とか下とかは勿論ありません。
応用物理は非情に専門性が高く、一つ又は数週位の事象を実験で確認したりするもので、時には「実験物理学」とも呼ばれています。
たとえば、粒子加速器で中性子を加速させて何かにぶつけてそこから得られる情報を解析したり。とか、気球で写真乾板を上空高くとばして、回収したネガを根気良く顕微鏡で探して粒子が「タマタマ」そこで何かに衝突した軌跡を発見して解析したり、とか地中深くプールを作って検出器を回りに配置してニュートリノを探したり、それはそれは大変なお仕事を各専門分野で行っているわけです。一方理論物理は沢山の応用物理の方々のお仕事から、色々な情報を集めて「仮説」をたてるお仕事です。物理学はこの両方のお仕事がうまくかみあってより理解を深めていくのです。
まぁガリレオが応用物理でニュートンが理論物理の祖とでもいいましょうか?勿論アインシュタインも湯川も理論物理です。
私が大学時代にはまだ日本は貧乏な国だったので「理論物理」の方が多かったようにも感じていますが、最近は日本の応用物理も結構活躍しています。
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一生懸命・・・
名前:My
日付:2001/05/22(Tue) 09:01
理解しようと努めてますデス。それで精一杯で質問するような余裕はない!
静かにしてますけど、先をつづけてネ。
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原子核内のエネルギー
名前:いるか
日付:2001/05/19(Sat) 22:10
さて、陽子と陽子すなわちプラスとプラスを結び付けているもの、というのが必要なのではないだろうか?と思われていた時代、ある人が(う~ん名前忘れた)陽子の質量を2倍して中性子の質量を2倍してたした質量と、ヘリュウムの原子核の質量を比べてみたら、ほんのわずかだけど、ヘリュウムの質量のほうが小さかった、と言うのを発見したのです。
その当時かの有名なアインシュタインが相対性理論を発表して「質量はエネルギーであり、エネルギーは質量である」という有名な式を導いていたのでした。
そこで、このヘリュウムの原子核の質量が少なくなっているのは、陽子と陽子を結び付けている強力なエネルギーになっているのではないだろうか?と言う事になったのです。
そして、その時かの有名な湯川博士が「中間子」という理念を考えだしていたのです。陽子と陽子、中性子と陽子、中性子同士、が互いに中間子を投げ合って、結びついている、という考え方です。中間子という名前は、もともとは陽子や中性子(ほとんど同じ質量だが、少しだけ違う)の質量と電子の質量の「中間」の質量をもった量子とという意味でつけられた名前ですが、その後陽子より重い中間子も発見されたりします。この時湯川が予測して、発見された中間子はπ(パイ)中間子とμ(ミュー)中間子で、π中間子は「湯川中間子」とも呼ばれています。
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原子核
名前:いるか
日付:2001/05/15(Tue) 17:25
原子核はとてもとても小さいところに、原子の質量のほとんどが集中しているところです。水素の原子核は陽子日取るだけです。でヘリュウムの原子核は陽子2つと中性子2つです。でリチュウムの原子核は陽子3個と中性子3個です、そんな具合に、すべての物質は陽子と中性子を核にもち、周りを電子が回っているという形をしています。すなわちすべての物質は「陽子と中性子と電子から出来ている」ともいえるのです。これで物質と言う物が「理解できた」と思われた、時代もあったのですが、やっぱり「陽子と陽子(すなわちプラスとプラス)」がなんでこれほど小さな所にひしめきあってるのだろう?距離と電荷から計算するととんでもなく大きな反発力があるはずなのに、なんで安定してるんだろう?」という疑問から人類はとんでもない世界へすいこまれていくのです。
・・・・お~っ!ドラマチックだっ!!(^^V
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原子の形2
名前:いるか
日付:2001/05/14(Mon) 21:10
原子の形は原子の真中にプラスの電荷を持った陽子と、陽子とほとんど同じ位の質量で電荷を持っていない中性子で「原子核」を構成していて、その周りをマイナスの電荷を持った質量が陽子の約1/1800位の軽い電子が回っている。
というのが現在の見解です。
そして、実は電子も光と同じ様に「粒子性」と「波動性」を持っているのです。
これは結構びっくりすることなのです。その波長は質量から算出できますが、
非情に高い振動数なために、基本的にはほとんど「粒子」の振る舞いの方が強いわけです。そしてさらに陽子も中性子も「粒子」かと思っていたら、やっぱり「波動性」をもっていたのです。そこで光の「光子」をも含めてこれらの「粒子性」と「波動性」を持ったものを「量子」と呼びます。(この後中間子も出てきます)
これらの「量子」の振るまいを研究しているのが「量子力学」または「量子物理」とよばれるものです。
でこの原子の構造は「なんでそういう形になるの?」という部分はまだはっきりとした答えがあるわけではありません。まだまだ不思議な事がいっぱいあるわけです。
ちょっと考えてください「プラスとマイナスが引き合うなら、なんで陽子と電子はくっつかないの?」とか「プラスとプラスが反発するなら、なんであんなちっちゃな所に陽子が一杯くっつきあってるの?」など疑問はつきません。
そうなのかぁ
名前:My 日付:2001/05/13(Sun) 11:31
だったら、なまじ原子の形を想像して描いた絵なんて見ない方が
いいのね。見ると自分の中で定着しちゃうからね・・・ほんと、わたしたち
の頭って想像力旺盛なんだから。ないものでもどんどんつくっちゃう。
でも、存在しないものは想像できないなんて言った人もいるなぁ・・・
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原子の形
名前:いるか
日付:2001/05/10(Thu) 14:30
原子・・・・そう水素とかヘリュームとか酸素とか・・・のかたちはどうなってるんだろう?と思ってる人は少ないかもしれない。
でも結論からいうと、人間は原子の形を想像する事は出来ても「見る」事は出来ないのです。人間が光を媒体として「見て」いるので、原子は小さすぎて
光すらも、原子の構造に変化をおこしてしまうのです。原子核の周りに電子が回ってるといわれていますが、その電子は光があたると、飛び跳ねてしまったりします。だから本当の姿なんてのはわからないかもしれません。ただ色々な実験から「多分こうなっているんだろう、そう考えれば、色々な現象が(実験結果)うまく説明出きる」というものなのです。ですから、もしもっと色々な技術が発達して、今までの説明では矛盾するような結果が出てくれば、原子の形(と今言われている形)も変わってしまうかも知れません。
ひところ前までは原子核の周りを電子が回っている、といわれていたのですが、最近の量子力学の発展で「いや電子の位置や運動量(速さに関係している量)」は一義的に決められない。と言う事で「確率」で表現するようになりました。そう原子核の周りを電子が存在しているかもしれない「確率」がこう
ぼやぁっつ雲のように「存在している」だけなのです。なんたって「確率」ですから、多少無理な所もあるかもしれません(例えば地球上の一つの水素原子のなかの電子が冥王星のかなたに存在している確率すらあるのです)
このような「電子の存在している確率」を図示すると、もっとも確率の大きいところが従来「軌道」と呼ばれていた物に相当します。
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やっと
名前:いるか
日付:2001/05/05(Sat) 17:52
出だしを作った(^^V
MYさん適当に過去ログの前あたりに貼りつけといて
↓
http://gooside.com/oeda/buturi_1.htm
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こんにちわ~♪
名前:いるか
日付:2001/03/25(Sun) 12:02
他人の掲示板で講座を開く趣味のあるいるかと申します。
ガスクロのフォローありがとうございました。
なんせ、私も教科書で見たことがある程度で、実際に取り扱った事はなかったので(;^^A
たしか、物質を気化させてその質量の違いで、上のほうにいったりしたにしずんだり、というのがガスクロじゃないかと、かなりアバウトなイメージしかないもんですから(;^^A
質量分析は物質をイオン化して電子中でイオンビームをつくって、磁場をかけて、質量の違いで曲がり具合が違うので、その到達した場所で分析するやつだったような・・・・・・
こっちも結構あやふやです。(;^^A(;^^A(;^^A
よっしいさんのお父さんが放射線取り扱いの免許を取得しているってことは、
もしかしたら「放射性同位元素」の分析をなさっていたのではないだろうか?
とか後から、思ったりしていました。(^^ゞ
最近ちょっとここはとどこうり気味なのですが、気力が充実してきたら、また始めます。ちょっと気まぐれなもので(^^ゞ
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はじめてきてみました
名前:cat 日付:2001/03/25(Sun) 02:19
えと、文芸の翻訳をやっていらっしゃる方のHPに物理の話というのがあると思わなかったんで、思わずのぞいてみました。私は医薬関係の翻訳(かけだしですが)をやっているCatと申します。物理、特に電場と磁場とかいうところになると頭が痛~くなってしまうので、いるかさんのお話をちょくちょくのぞこっかな、と思ってます。
ところで、いきなり来て、しかも脱線話ということなのに突っ込んでしまいます。えと、下にガスクロの話が触れられているのですが、もしかして質量分析(MASS)とガスクロを混同されているのではないのかなぁ?という気がします。ガスクロは基本的に物質の気化のしやすさ(担体とのくっつきやすさ)で分離するはずですから・・・(質量によって分析、しかも電場や磁場をかけるのは、MASSの原理)。すいません、茶々いれてしまって(^^;元が化学屋なんです、私。それで電場も磁場もよくわからんけど、機械だけは使ってました>MASS(^^; ではでは。講座、楽しみにしてます。
混んでたみたいです 名前:よっしい
日付:2001/03/13(Tue) 10:39
お騒がせ致しましたm(_ _)m
たまたま、途中のプロバイダーが混んでたみたいです。
きっと、ケーブルTVのプロバイダーでなく別のところ。
折口さん、いるかさん、教えてくれてありがとう(^_^)/~~~
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訂正(;^^A
名前:いるか
日付:2001/03/11(Sun) 17:43
定量の次に定積なんて書いていたのを発見してしまった(^^ゞ
定積を「定性」に訂正・・・・・・だじゃれじゃないよ(;^^A
僕のPCは問題ないみたい。そんなに重くないよ?(゜゜)
僕のもケーブルTVのプロバイダーつかってるけど。
Stephen
HawkingのHP
名前:My
日付:2001/03/10(Sat) 03:55
ここにGlossaryページのリンクを入れておくね。図があるとやっぱりわかりやすいね・・・って、わかってないのはわたしだけかも・・・。
ちょっとみんなもparticle"とか "electron"とか black hole"なんて
言葉についている画像をみてくるといいよ。
ここの講義を過去ログに入れるときにこういう画像を盗んできて・・・
あ、でもフラッシュ・アニメはできないなぁ。よっしぃさんといるかさん
でこういう基礎物理の画像入りHPなんてつくったらどうかなぁ。
http://www.hawking.org.uk/activity/acindex.html
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脱線ごめんなさい
名前:よっしい
日付:2001/03/10(Sat) 01:15
実は、そのころ父がガスクロのためアイソトープの2級資格とやらを取ったんです。だから、きっとX線ではないほかの放射線を使ってたのでしょう。
脱線させてすみません。
次は、電子が電磁場でなんて話ではないかとウキウキしているので、講座に続きをしてください。
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クロマトは
名前:いるか
日付:2001/03/09(Fri) 16:54
白い字はどう見えるんだろう?o(^^o)ワクワク
クロマトグラフィーは化学の分野で、定量、定積分析が同時に出来るすぐれもの(^^V
僕は生物物理の実験で「ペーパークロマト」しかやっていないので、ガスの方はあまり詳しくないけど。スカスカを利用するというより、どっちかというと
質量の違いを利用してるものだと思うんだ。勿論スカスカじゃないとまずいけど。ガスの場合は基本は重力を利用しているんだけど、電場をかけたり、磁場をかけたり応用範囲は広いんだよね。でもX腺をつかうのは、残念ながら僕が現役時代には聞いたことがなかった(;^^A
Xせんやその他放射能をつかうのは、女性の「卵母細胞」を破壊してしまうと、本当に取り返しが付かなくなっちゃうからなんだよね。これは男女差別とはちがうよね。でも放射能関係は扱わないほうがベターでもあるよね。
まぁ男性でも造血細胞を傷つけたら取り返しがきかないものね。
確率の問題だから、少なくっても障害を受けることがあるからね♪
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裏技とガスクロ
名前:よっしい
日付:2001/03/09(Fri) 15:05
カーソルで反転するのって、裏技(うらわざ)かな、おもしろいって一人で楽しんでます。
ところで、ガスクロマトグラフィーもスカスカを通りすぎる原理を使ってると思うんだけど、どうなんでしょうか。抽出液をガス状にして放射線を当てて、含有物の種類や量がわかる装置だったと思うんです。興味を持ったのが高校生時代で、女は子どもに影響が出やすいからと、止められちゃったままだったのを思い出しました。物理より、化学関係で使うでしょうが。ご存知でしたらよろしく。
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スカスカ
名前:いるか
日付:2001/03/09(Fri) 00:26
勿論人間の体なんてスカスカなわけで、だからX腺が通過するんだよね♪
そういえば、僕が大学時代にSoft X-ray使って「のみ」のレントゲン写真挑戦した事があったが、あれが結構難しい。波長が短すぎると(エネルギーが大きい)真っ白に・・・・?あっ真っ黒になるし(全部通過しちゃうんだ)ちょっと波長が長いと(エネルギーが小さいと)輪郭だけ白くなっちゃうし。
ってことで、人間もレントゲン写真はちょうど良い波長使っているから、骨が
白く見えるけど。もう少し波長の短いの使ったら骨も通過しちゃうんだ。
だから、当然もっとエネルギーの大きいγ腺なんて、スカスカ通りすぎているんだよ♪
でもその中で偶然原子核にぶつかる奴もあって、それが、分子構造を変えたりするんだ。だから大量のγ腺だと確率は同じでも、ぶつかる奴が沢山できて、それが放射線障害になるんだ。
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とすると・・・
名前:My
日付:2001/03/07(Wed) 23:50
わたしたち人間のスカスカぶりなんて・・・想像しただけで
気が遠くなりそーーーー。
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原子の構造
名前:いるか
日付:2001/03/07(Wed) 17:27
原子と原子の間も結構あいているんだが、それよりももっとすごいのが
原子自身のスカスカさ加減。前にもちょっとふれたけど、原子は陽子と中性子からなる原子核、とその周りを回っている電子でできているんだ。でもこの電子は回っているという表現が正しいのかどうかはチョット難しい問題があるんだ。それはまた後にするとして、この電子が回っている外側がいわゆる「原子の大きさになっているんだ。でもそれは我々が球体として見ているボールのように、外側がクッキリしているわけではないんだ。ダイタイこのあたりが外側だろう・・・って感じのボワ~~としたものなんだ。そして、しかも。子の原子ときたら、その重さ(正確には質量)はほとんど小さな原子核に集中しているんだ。もし仮に原子核の構成物質である陽子と中性子だけで1平方センチ位の物質を作ったとしたら、なんとその重さは数トンにもなってしまうんだ。
前にも話したが、この原子核は原子の大きさに比べたらメチャメチャちいさいので。ほとんどスカスカ状態。まぁだから、地球上の物質のスカスカ具合といったら、多分想像を絶するものがあると思うんだ。(^^V
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読みにくいときは
名前:いるか
日付:2001/03/06(Tue) 23:44
読みにくい時は、カーソルを文頭に持っていき
左ボタンを押したまま全体をなぞると
色が反転してとても良く見える(^^V
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あぶりだしみたい!
名前:My
日付:2001/03/06(Tue) 22:14
この下の「こんどの色はどうかな」っていうわたしの投稿、書いたことが
出てこないから変だな、って思ってなの。でもきのう背景の色をちょっぴり
明るくしたらうす青い文字が出てきた!
あそこには↓こう書いてあるのよ。ハハハ
前よりはいいけど(^^)、ちょっと今ひとつ・・・
でもいいよね、どうせ色なんて光がなけりゃ存在しないんだものネ!
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スカスカ
名前:いるか
日付:2001/03/05(Mon) 15:15
私達が見ている(触っているも含め)物質のスカスカ具合は原子の構造とも関係あるので、それは後で説明することにして。
例えばニュートリノと云う質量が電子と同じ位で電荷を持っていない粒子がある。こいつは電荷を持っていないから、電場の影響はまったく受けない。
だから、今でも宇宙のかなたからやってきて(太陽からもやってくる)地球をスカスカと通りぬけているんだ。それも信じられない位大量に。だからニュートリノの目から見ると地球なんてほとんど透明のスカスカなものなのだ!!
★MYさんの質問の意味はわかる(^^V
で、電磁波も電場と磁場から出来ているから、電場の影響を受けて物質と色んな干渉が起こるんだ。それは物質の違いや光の波長の違いで吸収したり、反射したり、曲げられたりと色んな反応をしているので、それが様様な物質の物性になっていて、それを我々は感知して「物質とはこんなものだ」と漠然と認識しているってわけ。それがほとんど「電場」だって事。しかし、まだ充分理解できていない、量子力学的「なにか」も関係しているので、チョット難しくはなるけど、とりあえず「電場」ってことで・・・・
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そうなのかぁーー
名前:My
日付:2001/03/05(Mon) 12:07
電場があるからスカスカな壁を通り抜けることが出来ないのかぁーー。
なんかこうー密度みたいなものが違うからみたいに想像してた!
このスカスカ度の違いと、わたしたちが知覚するさまざまな物質の
見た目の違い、みたいなものは関係あるわけ?
なんか自分でも何いってんだかよくわかってない質問だけど・・・。
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続き
名前:いるか
日付:2001/03/05(Mon) 01:20
ここの色の選択はどんな色だかわからない名前があるので、投稿してからが
楽しみ♪
さて、この分子間力の正体は?というと、実は電場なのです。
陽子が中心にあり、プラスであること、電子がかなりの巾をもってマイナスなことから、ちょうどいいあんばいに、適度な距離に引力が生じるのです。
遠くはなれれば、陽子のプラスと電子のマイナスが同じ数なので、電場はキャンセルされて、なにもないのです。
ということは、電場があるから、私達は(スカスカな)床からもぐって地球の中心に引き寄せられなくてすんでいるのです。電場があるから(スカスカな)壁を通り抜けることが出来ないのです。しかも、光は電磁波ですから、電場に干渉して、必ずしも通りぬけないため、私達が今見ている「物質世界」があるのです。・・・・・ナ・ナ・ナ・・・なんとどうもゼ~ンブ電場様様のおかげなのです。
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物質
名前:いるか
日付:2001/03/05(Mon) 01:11
さてさて、色も落ち着いたことだし(?)
先を急ぎましょう。物質は原子が色々に結びついて、つくられて
いるのです。動物の体であるタンパク質も例外ではありません。
その原子と原子を結びつける力は「分子間力」(ファンデルワース力)と呼ばれているものです。この力はある距離まで近づくと急に引力が働き、それよりも、もっと近づけ様とするとこんどは反発するのです。そのため、あらゆる物質は、ある程度の空間を保って並んでいるといえるでしょう。
すなわち実は「スカスカ」なのです。この分子間力を実体験したかったら、粘着テープをさわれば、充分です。糊とか接着剤というのは実はこの分子間力を
利用しているのです。また金属もかなり原子間力がつよいのですが、強すぎて
空中の酸素とかほこりとかと表面がくっついちゃうために、ねばねばしていないのです。金属を切るとそこがただちに酸化します。だから、もうくっつきません。しかし、スペースシャトルがいる所くらいの真空では酸素が勿論ないので、切った金属をまたくっつける事ができるのです。ただつなげただけで・・
地上ではそんな真空を作ることが出来ません・・・・・つい最近までは
でも最近そんな超真空を作るのに成功して、ICの配線に応用できないかと
研究中と聞いております。また酸化しにくい(ほとんど酸化しない)金なら
折りたたんだだけで、くっついてしまいます。
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こんどこそ新装再開店!
名前:My
日付:2001/03/02(Fri) 10:11
でも、張り切りすぎてスッゴイ色になっちゃった!
ちょっと目に刺さる感じで読みにくいから、もっとおとなしい色に変えて
おくね。
物理じゃなくて脳の科学の話だけど、「百聞は一見にしかず」はまちがいで、人は信じていないものは見えない、という実験結果があるそうな!
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●よっしい(11) 題名:無い事の証明 投稿日 : 2001年3月1日<木>08時51分
サッカーボールと豆は、根拠の無いイメージで。
そう、陽子だけじゃなく中性子も入っているから原子核ね。
もう1つ、見える世界でも無い事の証明も難しいと思いますね。
区切りをつけて、この条件での中では無いと言えるけど、科学はその区切りなのかな。
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◎いるか(12) 題名:そうなんだよね 投稿日 : 2001年3月2日<金>04時22分
ない事ってのはほとんど証明不可能なんだよね・・・・・・
なにか、ない事で証明出来ているものを探したのだけど
う~~んおもいつかない(^^ゞ
まぁそのなんだ・・・・人智なんてのはしょせんそんなもんだ
みたいな事が理解してもらえれば、みたいな感じで進めているんだけど。
いいかえると、きにする事なんてなぁ~~んにも「ない」んだよって事かな
でも証明できるわけじゃないから感覚でね(^^V
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●よっしい(9) 投稿日 : 2001年2月26日<月>20時58分
百聞は、一見にしかず。見えない世界の説明は、大変ですよね。
以前本に、陽子の回りを回る電子の軌道を関数式で表して説明してあったんです。
見えない世界。おまけに、電子のある確率とか、
マイナス(電子の事だったんだけど)が虚数・虚虚数・虚虚虚数で???
すごく、こんがらがっちゃって。
サッカーボールの陽子が浮いてて、その回りを豆が回ってる。
サッカーボールの中心を0としたXYZの3次元グラフをイメージすればよかったんだけど、本を読んで、自分でそこまでたどり着くのに、えらい考えた覚えがあります。
分かれば、な~んだこんな関係を説明したかったのかなんですけど。
英語も数学も、日本語すら苦手な私の体験でした(^^;
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◎いるか(10) 題名:う~~んと 投稿日 : 2001年2月28日<水>18時49分
原子の構造はこれからやろうと思っていたんだけど・・・・・
う~~んサッカーボールと豆ねぇ~~~~
いや悪くはないんだけど・・・・その・・・・・真中がもっとずっと小さいのかな?
いやそうか、原子核をサッカーボールくらいにしたら。電子の軌道はそうだな・・・・
100m位になるのかなぁ・・・・正確にはチョット手元に資料がないから・・・
とにかく、原子の大きさってのが電子の軌道の一番外側で、それに「比べたら」原子核って
ものすご~く小さいんだ(^^V
僕がダイタイでイメージしているのは、電子の軌道(原子の大きさ)を直系1mくらいだと
すると、原子核は「針穴」くらいの大きさ・・・・う~~ん直径0.5mm位かなぁ。
陽子と電子の大きさってのも・・・・う~~ん・・・
やっぱサッカーボールと豆位のかんじなのかなぁ・・・・・
質量では約1800倍なんだけど・・・・・そうだよなぁ
こういった「イメージ作り」の情報も整備しとかなくっちゃぁなぁ・・・・
☆もっとも4次元になると「イメージ」そのものが出来なくなるんだ。僕が大学一年(物理科)で最初にぶつかった壁だもんね・・・・光の2重性(波動性と粒子性)なんかも
結構悩んだ記憶があるよね・・・・
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●いるか(7) 題名:電場と磁場 投稿日 : 2001年2月26日<月>03時11分
さて、場という概念は重力場で見られるように、空間を通して力を伝達するものなのです。
で、原子核の話になると核力場というのが出てきますが、もう少し大きいところでは
重力場、電場、磁場の3種類の「場」しかありません。しかし、これは重力場のところでもいったのですが、とても不思議なものなのです。確かに距離の二乗に反比例した力が何も
物質のない空間で伝わるのですから「なんで?」という疑問が生じるのですが。未だに
はっきりした理由がわかっていないのです。
電場磁場は重力場と違って、引力と斥力(せきりょく)があるのです。そして、この電磁場は重力場に比べて非常に大きいのですが、+と-があって遠くの方に影響しなくなったりします。
重力場の元になるのが質量だったように、電場の元になるのが「電荷」と呼ばれるものです
そして、寿命の短い中間子(後述)にもありますが、通常で安定している粒子には電子がマイナス陽子がプラスの二つしかありません。
磁場のほうはと言うと「磁荷」に相当するものは実はないのです。電荷を持った粒子(主に電子)が動く事によってのみ生じる「場」なのです。電子が円運動をするとその回転面に垂直にSとNが生じます。ですからSだけの「磁荷」とかNだけの「磁荷」というものは
存在しません。ですから、この磁場も突き詰めれば一種類と言う事になり、現在では
「場」というのは1.重力場 2.電磁場 3.弱い相互作用(核力場) 4.強い相互作用(核力場)の4種類とされています。
いずれにしても場という概念は「そういうものがある」という前提で考え計算すると現実とピッタリ一致して、さらに応用も出来て矛盾がないから、「あるにちがいない」というものなのです。すなわち「なんで引っ張りあうの?」とか「なんで反発するの」という説明はまだ明確ではないのです。その為信憑性のある仮説から信憑性の薄い仮説まで沢山の仮説が出来てしまうのです。
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◎いるか(8) 題名:なんだか 投稿日 : 2001年2月26日<月>11時55分
読み返してみると、わかりずらいなぁ(^^ゞ
うん、そのなんだ、結局この世の中「場」しかないんだ・・・・
っていう事を言いたい為の前置きなんだけど。とりあえず核力場は混乱の
元だから、一旦忘れて(^^)
とにかく、得たいの知れない「場」というのが、重力場、電場、磁場とあるんだ。
理由はわからないけど、とにかく「ある」って事が重要なんだッてことなんだけど。
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●よっしい(3) 題名:理科 大好き! 投稿日 : 2001年2月23日<金>16時21分
わ~い、おもしろそう!Myさん、さっそくおじゃま。
私、理科大好きなんです。物理計算は苦手だけど(w
いるかさん、この前書いたけど自然界には色んな波動がある。電波・音波・光波。
日本語って、シックスセンスのようなものを気って言うんじゃないかと思うんだけどいかが?そして、個々に気の周波数みたいなのが有ってさらに細かく上下する波のようにイメージしてる。そして、それぞれが好む方向に向いてる。気が合う・気に入らない・気後れする・気ぜわしい・気が晴れる。穢れっていうのも、気が枯れる「気枯れ」から来ているんだって。そう思ってみると、日本語って面白い。
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◎いるか(5) 題名:気 投稿日 : 2001年2月23日<金>17時36分
うんうん、元気とか勇気とか・・・・・
昔、気のつく日本語いっぱい集めた記憶があるんだけど・・・・
でも結局やっぱりなんだかわからなかった(;;)
でも昔の人は「何か」を感じていたんだろうね。
まだ物理が到達していない「何か」だと思うんだ(^^V