・市長って?市長選挙って?
「市役所」というところをみんなは知ってますか?
市役所というのは、その地域に住む人々が生活しやすいように、
いろいろなサービスを行っているところです。
「市長」は、その市役所のリーダーとなる人で、
地域のルール(条例)を考えたり、
税金を何に使うかという計画(予算)を作ったりして、市役所に仕事をさせます。
みんなで神戸市をよりよい町にしていこうとする上で、
「市長」は心強いパートナーとなります。
神戸市の未来のために、誰をそのパートナーに選ぶかを決めるのが、
今度の神戸市長選挙です。
・選挙権について
選挙で投票するには「選挙権」が必要です。
選挙権をもたない人は投票することはできません。
市長選挙の場合は、「満20歳以上で、引き続き3ヶ月以上その市に住んでいる日本国民」
が選挙権をもっています。
選挙権をもっている人には、選挙が近くなると選挙管理委員会というところからハガキが届きます。
投票へ行く時はみんな、そのハガキをもって行き、
自分が選挙権をもっていることを証明します。
まだ20歳になっていない人も、いずれは大きくなって選挙権をもつのだから、
前もって選挙のことを勉強しておく必要があるでしょう。
選挙権をもってもあわてないように、
模擬投票で慣らしておくとよいのではないでしょうか?
・投票率
選挙権を持っている人に対して、実際に投票した人の割合のことを投票率といいます。
1945年より後(戦後)に、神戸市では14回の市長選挙が行わました。
一番投票率が高かったのが1973年の59.0%。
最も低かったのが93年の20.4%です。
投票率の平均は35.57%で、およそ3人に1人しか投票してないことになります。
投票は、私達の住む町の未来を決める大切なものです。
4年に一度しかない貴重なチャンス。
「めんどくさい」などの理由で投票しないのはもったいないことです。
みなさんはどう思いますか?
投票するべきか、しなくてもよいか。
模擬投票を経験して考えてみてください。
〜知ってた?その@〜不在者投票
用事などがあって投票日に投票所に行けなくても、
投票できる方法があります。
それが不在者投票。
あらかじめ申し出れば投票日の前に投票を済ませることができます。
たとえ投票日に用事があっても、
貴重な投票のチャンスはなくならいのです。
[投票できる期間]
告示の日から投票日の前日まで
[投票できる時間]
午前8時30分から午後8時まで
[投票できる場所]
選挙人名簿に登録されている市町村の選挙管理委員会など。