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2001.9月号
学生も聞く予算協議
知事インターンシップ
8月20日(月)〜31日(金)の2週間、岐阜県庁は知事のインターンの受け入れ(※)を行っていた。
議員インターンシップには多くの例があるが、首長インターンシップは全国でまだ3例目ということで、それなりに新聞等でも取り上げられ話題になった。しかし、このインターンの学生・伊藤クンが本当に注目を浴びていたのは、世間よりも実は岐阜県庁内においてである。
インターンは、原則として朝から晩まで知事に同行(陪席)する(庁外行事には同行しないが)ことから、これまでほとんど一般に公開していない庁内の会議などにも陪席することになるからである。ここで、勘違いされる方があるかもしれないので蛇足ながら申し上げておくと、県の内部事情が公開される(というか「異者」の目にさらされる)ことについて、「心配」をしているわけではない。異者の目には「それがどんなふうに映るか」ということに興味があるのである。
つまり、自分が「他人からどう評価されているのか」が気になるのと同じことである。彼の「公式」の感想は岐阜県のサイトに掲載されているので、興味のある人はこちらをご覧いただきたいが、私にはこの感想は不満である。我々がやっていることが、岐阜県にも行政にも関わりのない一学生に、どんなふうに見られるのか、ナマの感想が聞きたいという思いがある。
予算協議の様子などは、これまでもマスコミに公開したりしているが(というか、取材だが)、一市民が直接目にするという機会はなかったはずで、これは我々にとってもなかなか貴重な体験なのである。
今回はインターンの受け入れだったが、今後も積極的にこうした機会を持つべきである、と思う。議会の傍聴のように。そして、正直な感想と意見を寄せてもらえるようになれば岐阜県も変わる。と、思う。
※:知事のインターンの受け入れ
議員のインターンシップの斡旋活動を行っているNPO法人ドットジェイピーからの働きかけに応じたものである。ドットジェイピーについて興味のある方はこちらへ。
→ インターンの学生・伊藤クン。私が間近に見たのは、9月補正の知事・局長調整の場のみ。背筋をまっすぐ伸ばして座っていた。
あまり若くて驚いたが、よく考えたら、まだ学生さんなので若いのも当たり前なのであった。
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