TRPGって何?
TRPGとはテーブルトークロールプレイングゲームを略した言葉です。
そのまま訳すなら「机で話しながら役割を演じて遊ぶゲーム」くらいの意味ですね。
これは、今、皆さんの良く知る「RPG」の大元になったテーブルゲームの一種で
ゲーム機の代わりに鉛筆と紙とサイコロを使って遊びます。
一回のプレイに参加する人は、だいたい、5〜7人くらいの人数ですね。
で、その中の一人がGM(ゲームマスター)という役をします。
GMは言わばコンピューター役ですね。
冒険の場と物語を事前に用意して、実際のプレイの中ではモンスターの役や村人の役、果ては状況の説明までも一手に行います。
これに対してGM以外の人はPC(プレイヤーキャラクター)という役をします。
PCとは、RPGにおける、パーティに属する一人一人のキャラクターで
TRPGの場合、これらのキャラクターを一人一体ずつ作成して自分のキャラクターとして用います。
作成したキャラクターは、キャラクターシートと呼ばれる専用の紙に表記します。
PCは、GMの提示する状況の元、キャラクターとして、想像の世界で冒険を楽しむのです。
PCのキャラクターが、ある行動をしようとした時、その行動が成功したかどうかを
確かめなければいけません。
これは、「忍び足をして尾行する」といった非戦闘時でも「モンスターに切りかかる」といった戦闘時でも同様です。
この場合、キャラクターシートにある、そのキャラクターの能力値に基づきサイコロを使用して成否判定を行います。
この様な判定方法を用いる為、TRPGはRPGと異なり、自由度が果てしなく高くなっています。
例えば「モンスターに油をかけて、火をつけてダメージを負わせる」とか
「樽を壊して、板を作って、突然の襲撃者に対抗する」と言うような行動の選択も
可能なのです。
この様にして、GMとPCが、会話をしながら、物語を進めて行くゲームなのです。