まい・ぽえむ



すきなひとにおくることば

君が好きです。
たとえ、君が猫でも
僕は君に口付けをするよ。
で、ギュッてするの。
幸せだね。
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君でよかった

君のことをすきになったよ。
おとこのこなのに、恥ずかしがりやな僕は
告白しようかどうか、たくさん考えた。
君も僕をすきになってくれたね。
君でよかった。
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理由

僕の君の好きなところ。
サラサラの長い髪の毛。
フニフニのほっぺ。
お料理が上手なところ。
子供が好きなところ。
優しい声。
優しい性格。
服のセンス。
小物のセンス。
でもね、違うんだ。
僕が君の事を好きになったのは
君だったから。
君が君という存在だったから
僕は君の事を好きになったんだ。
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僕の隣でフトンの中で
君がたてた「スースー」という音は
僕に「幸せ」を教えてくれた。

君が僕の前から居なくなったあの日
僕の隣を通り抜けていった
風がたてた「スースー」という音は
僕に改めて「幸せ」を教えてくれた。
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きみにあげるもの

留学中のきみへの今年の誕生日プレゼント。
たくさんの花がいいかな。
それとも可愛いぬいぐるみ?
はたまたブランドバッグ?
あのお店で見つけた赤いパンプス?
どんな贅沢も叶えてあげる。

え?

僕の炒れたコーヒー?
そっか。それは贅沢だね。
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海の絵

今の僕は海の絵。
いや、まだ、成れていない、海の絵。
海の青さが出なくて
嘆く絵描き。
君の理想にとどく事が叶わず
まだ、僕は海の絵になれない。
いつか、海の大きくて深い青が出せたら
僕は海の絵になれるのだろうか。
海は絶えず変化するもの。
人の心、好みもまた、変化するもの。
僕は海の絵になれるのだろうか。
*この詩は篠原美也子さんの歌曲「青」を参考にさせて頂きました。
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序章

初めて読む本の
序章は作品の世界に
僕を連れて行ってくれる。

序章を読むように
あなたとの物語も
始まればいいのに。
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帰る所

一月、¥36000−のアパート。
君がご飯を作っていて
ぬいぐるみ達がいる。

そのアパートで
君がご飯を作ってて
ぬいぐるみ達がいて。

どれが欠けても
僕の帰る所じゃなくなる。
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つながり

自転車で旅をしている。
君の声が聞きたくて
携帯電話を出したけど
こんな山奥じゃ圏外。

でもわかってる。
君もきっと、この星を
見上げてる。
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なかなおりしたいな

君とケンカしちゃった。
すっごく些細な事で。
ごめんね。
なかなおりしたいな。
ねぇ。コーヒー飲みに行かない?
いつものあのお店に。
僕がおごるからさ。
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君の為にできること

車で送り迎えしたり
ご飯おごったり
毎日欠かさずTELしたり
その中で愛の言葉を伝えたり
時には相談に乗ったり
ゲームの勝ちをゆずってあげたり
コーヒーを入れてあげたり

君の為にできる事は
なんて少ないんだろう。
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誕生日

お誕生日おめでとう。
君が生まれてきた
この日を盛大に祝おう。

お誕生日ありがとう。
君が生まれてきた
だから僕らは
一緒に居られる。
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悠久のなかで

僕らは悠久の時の中
今という時代に生まれて
この国の
割と近い地域に生まれ
出逢った。
これって宝くじより
ずっと低い確率。
だから僕らの恋は
運命だったんだ。
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僕達は・・・

君が泣いてるのを僕は見ている。
慰めの言葉ぐらいはかけるけど
君の心は癒されない。
僕達は友達だから
君の震える肩を抱きしめる事はできない。
僕達は友達だから。
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出逢うという事は

出逢うという事は
きっと何かの縁があるという事だと思う。
恋人になるべくしてでなく
言葉を交わすでもなく
お互いがそこに居る事すら意識しなくても
出逢ったからには、きっと
何かの縁があるのだろう。
そうじゃなけりゃ、神様だって
そんな無駄な事、させやしないよ。
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太陽のように

君はきっと宇宙に輝く
地球のように周りに
幸せを与えていく。
けれども地球もまた
恒星ではないから
自分一人では輝く事ができない。
だから僕はいつでも君の傍で
太陽のように君を照らそう。
君が輝く為の光を贈ろう。
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四葉のクローバー

僕には
赤いオープンカーを買うお金も無いし
女性の心を掴んで離さないロマンチックな
セリフを吐く文学性もない。
かといって僕は絶好の美男子じゃないし
身長が190cmもあるワケじゃない。
だから、大好きな君にあげられる
最高の心の為に
四葉のクローバーを探してる。
こんな僕ですが。
よろしく。
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今は

確かに過去
貴女には愛した人が居て
貴女の隣はその人の
指定席だったのだろうけど
貴女がまだ過去の恋を
心に抱いてるのは
分かっているけれど
確かにまだ僕は
貴女の何でもないけど
涙を流すのなら
せめて今は僕を見て。
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抱きしめてあげる

君が大学に合格したら
抱きしめてあげる。
君のお弁当が美味しかったら
抱きしめてあげる。
君の事が大好きだから
抱きしめてあげる。
君が忙しかったり
君が疲れてたり
君に嫌な事があって
いつものように笑えない時は
抱きしめてあげる。
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かっこつけさせてよ

君との初めてのデート。
僕は赤いオープンカーで登場したけど
20分もしないうちに車はエンスト。
表参道を気取って歩いていても
突然の夕立の雷に
僕はひどく驚き
最後に立ち寄ったオシャレなバーでも
僕はグラスを転ばせてしまった。
君が終始笑っていてくれたのはいいけど
少しぐらいは格好つけさせてよ。
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結婚式の花束

別れた女の結婚式に
花束を持って現れる男は
格好悪いと思う。
けれども僕は君を
愛していたし
今でも君には他の誰よりも
幸せになって欲しいと願っている。
だから僕は
あえて格好悪い男にもなるさ。
花束を持って
心からの祝福とともに
君の元へ。
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夏の夜

夏の夜の闇は
昼間の明るさを兼ね備えた
明るく柔らかな闇であり
友と酌み交わす酒は
キリリと冷えて旨い。
風は湿気を孕んで
鼻腔に甘く
汗ばむ体を優しく冷やしてくれる。
しかし、無粋な陽光により
その幸せに満ち足りた時間は
瞬間で崩れ落ちる。
そのはかなさが恋愛に似ていて
僕は夏の夜が大好きだ。
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原宿の街で

道の緑にオレンヂ色の風船が
結ばれて、揺れてる。
あなたに、貰ってもらえない
僕の心みたいに。
風にユラユラ揺れて
結ばれていて
飛び立てないで居る
僕の心みたいに。
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はじめてのデート

ラーメン屋さんは失敗です。
ごめんなさい。
でも僕はココのラーメン
大好きで君にも食べさせたかったんだ。
申し訳なさそうに
「ずぞぞ」ってすする僕に
君は満面の笑みで
「ココのチャーシュー、最高!」って。
やったね。
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傘をささずに

雨の日は誰でも傘をさすけど
たまには傘をささずに
歩いてみよう。
一人なら寒いかも知れないけど
君と二人ならきっと寒くないはず。
硬く結んだ僕らの手は
心無い雨が奪うより早く
二人の体温を上昇させるだろうから。
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ためいき

僕らの恋愛は6年にも渡り
確かに「大恋愛」と呼べる物だった。
両手で足りない別れと
それより1回多い「やりなおし」を
越えてきたけれども
今回はもう「やりなおし」はないんだね。
けれども僕は君を想ってため息をつく所を
他人に見せたりはしないよ。
僕にはタバコがあるからね。
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チューリップの気持ちで

女性に贈る花と言えばバラだけど
バラの花言葉は「燃える情熱」だけど
燃える物はいつか燃え尽きる日が来る。
それが例え目に見えない「情熱」や「心」であっても。
だから僕は君に
チューリップの花を贈るよ。
チューリップの花言葉は「いつまでも好き」。
バラのように情熱的な愛情はないけど
いつまでも続く永遠の愛情を
これから生涯かけて愛する君に贈るよ。
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大人の恋

そりゃぁ、僕だって
23年も生きてるから幾つかの恋をしたさ。
大人になってからの恋はなんだかムズ痒くて
恋を初めて覚えたあの頃みたくは
行かないかも知れないよ。
でもね。
本気なんだ。
こんなドキドキは久しぶり。
こんなワクワクも、ね。
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恋が終わるのは

恋が終わってしまうのは
きっと
熱が冷めてしまうからでも
他の合理的な何かがあってでも
ない。

きっと
優しさを一つ
見つけてしまうから。
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春が別れの季節なんて
誰が決めたの?
まだまだ寒いよ。
でも、あなたと
「ピタッ」ってくっついてれば
きっと暖かいよ。
春が別れの季節なんて
そんなのウソだよ。
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あこがれ

いつも、あなたを
見つめています。
だけど、何かを
望んでいるわけじゃ
ないのです。

この気持ちが
恋ならいいなと
思う以外は。
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忘れない

君と過ごした4つの季節。
君が隣に居たこと。
君の顔も、声も
僕の宝物になったよ。
このいつもの帰り道が
どこまでも続いていれば
いいのに。
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雨が降ると

雨が降ると思い出すのは
雨が嫌いでTELしてきた
あなたのことです。
今はあなたからのTELは
来ませんが
雨の街を見やる窓に写るのは
あなたと居た時と
変わらぬ僕です。
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ふたりというステキ

ふたりで居られるということは
ひとりではないということ。
だから
さみしさはないし
あったかいし
手をつないだりできます。
普段は忘れてるけど
それってきっと、世界で一番
ステキな事だと思います。
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多分、絶対。

「多分」君が世界で一番好き。
「多分」君が宇宙でも一番好き。
「絶対」君を幸せにするとは言い切れないけど
僕は君が居ないと「絶対」幸せになれない。
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今、思う。

あの時の僕らの愛は
大人達が言う様な確かに本当の
愛だった。
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君の居ない僕の部屋で。

君が嫌っていた紫色の煙は
僕にとって、この上なく甘美だった。
今、たゆたっている紫色の煙は
苦いだけで甘美な香りはしない。
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尊敬

僕の両親は当たり前だけど
僕が生まれるより前から愛し合っていた。
そして今も。
凄いな。
少し尊敬します。
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りーさるうぇぽん

「美味しいもの食べたいなぁ」でも
「アレが欲しいなぁ」でも
「あそこに行きたいなぁ」でも
「一緒に居て欲しいなぁ」でも
「電話してほしいなぁ」でも
「メール書いてほしいなぁ」でも
「カラオケであの曲聞きたいなぁ」でも
「飼うならネコがいいなぁ」でも
「一緒に住む家ココがいいなぁ」でも
君の上目使いは最終兵器です。
僕には勝てません。
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君と。

君は僕をどう思ってる?
君は僕の何だと自分で思う?
僕は君がやっぱり大切だと思うし
君とだったら過去をゴミ箱に叩き込んで
幸せになりたいなと思う。
君はどう思う?
僕と君とが
二人で居るという事は
きっと
嬉しい事で楽しい事で幸せな事。
結婚したいな。
君と。
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一番

僕の一番の「好き」は
君のものです。
例え、僕らに子供が生まれても
変わりません。
僕の一番の「好き」は
君のものです。
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僕の言う「好き」という言葉

僕の言う「好き」という言葉は
誰の言う「好き」という言葉よりも
大きいのです。
僕のお父さんがお母さんに言う「好き」よりも
君のお母さんがお父さんに言う「好き」よりも
君が僕に言う「好き」よりも
その一点に関しては僕は誰にも負けません。
世界一で宇宙一の心なのです。
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アイ・ラブ・ユー

アイ・ラブ・ユーなんて誰も言わないね。
そんな言葉、すでに化石だね。
なんか、重いよね。
「好き」より可愛くないし
「愛してる」より、いかめしいね。
でも、なんだか、とても。
素敵な響きのある言葉だね。
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バカだね

貴女と終わった次の日。
僕は無断で会社を休んじゃった。
えへへ。
バカだね。
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風邪をひくと

君宛てのメールが
気弱になるよ。
「痛いよぉ」とか
「死んじゃうよぉ」とか
「好き」とか。
普段言わないのに。
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「間」というのが
なんだか緊張するよ。
初めてのデートの時
君を待ってる「間」も
初めて君に電話した時
君が出るのを
待ってる「間」も。
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好きだと言います

君を思う時
なんだか胸に込み上げる物があるの。
君と居る時
なんだか僕を満たす物があるの。
誰かと居る時
なんだかモヤモヤな気分なのです。
だから僕は
君に会ったり
君に電話したりすると
好きだと言います。
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君は

昔の誉め言葉にいろいろあるじゃない。
「君は僕の星だ」とか
「君は僕の月だ」とか
「君は僕の太陽だ」とか
なんか、今の僕にはそういう風には
言えません。
だって
「君は僕の好きな人」だもん。
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永遠に一緒という事

ありえないよ。
永遠に一緒なんて。
だって人間は死んじゃうもの。
でも、もしかしたら
死んでしまった君を想って
もしくは
自分が死ぬ時に君を想って
「もう一度一緒がいいなぁ」
って思えたら
それは永遠なのかも知れません。
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何気ないのがいいね

家に二人で帰って
ゲームしたり
僕が作れもしない料理してみたり
TV見て笑ったり
一匹しか居ない、ぬいぐるみを取り合ったり
キスをしたり
何気ないのがいいね。
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お酒

お酒を君と飲んだら
三日月に座れるかも知れません。
お酒を君と飲んだら
ピーターパンみたいに空を飛べるかも知れません。
お酒を君と飲んだら
悪魔だって怖くありません。
お酒を君と飲んだら
きっと君に好きと言えるでしょう。
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約束

僕は君の心を泣かせません。
僕は君を一人ぼっちにしません。
僕は君を守る風を作ります。
僕は君の夢を本気で聞きます。
僕は君に夢を本気で話します。
僕は君の事がずっと好きです。
大丈夫。
約束します。
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思い出す

失った君を、思い出す度に
思い出せる事が減って行く事が淋しいのです。
君の笑顔も
君の声も
君の話し方や
君の仕草
何に笑い
何に涙するのか
それを、僕は、一生の誓いをかけて
まぶたに焼き付けたのにね。
ゴメンね。
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あなたの好きだった歌手

あなたの好きだった歌手がTVに出ています。
あなたは、その歌手のファンでしたね。
僕と出会う前からのファンでしたね。
きっと今でもファンなのでしょう。
だから、きっと今、あなたも
このTVを見ているのでしょう。
いつまでも、あなたを忘れられない
女々しい僕です。
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ルームサイクル

アタシ、ルームサイクルって嫌いなの。
あ、勘違いしないでね。
自転車は好きよ。
特によく晴れた週末
あなたとのサイクリングなんて素敵だわ。
でもね、ルームサイクルは嫌いなの。
だって、あれ、前に進まないじゃない。
アタシが一生懸命にこいでも
ちっとも前に進んでくれないじゃない。
アタシ「待ってくれ」なんて言う男と
ルームサイクルは、嫌いなのよ。

*ルームサイクル=室内用の自転車の形を模した運動器具
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恋をするという事は生きる事に似ている

誰かに恋をするという事は生きる事に似ている。
話すと言う事は対外的なコミュニケーションを取る事に。
kissをする事は友人を作る事に。
髪を触るのは何気ない遊びをする事に。
ケンカをする事は仕事をする事に。
愛するという事は呼吸をする事に。
よく似ていると
思う。
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僕と君が

輝き命を象徴する様な
光みたいな僕と
透き通り全ての嘘を見透かす様な
水みたいな君が
二人で恋をすれば
それは、きっと
空を翔ける事のできる
虹を作り出すでしょう。
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寒くなってきたね

最近は寒くなってきたね。
つい一ヶ月前はあんなに暑かったのに。
僕は寒いの嫌いだけど
ちょっと嬉しいよ。
君とぴたっとして
寝られるから。
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同じだけの時間

君と過ごした日々と
同じだけの時間
君が居なくなってから
過ぎたけど
食べ物なら
作るより
食べる方が早いけど
思い出や
想いは
作るより
忘れる方が長くかかるね。
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あの日、君が流した涙を忘れない。
君が僕にくれた最後の微笑みに
落ちた一滴の涙。
その涙を拭った僕の指。
君の姿が見えなくなってから
涙を拭った指を舐めたら
やけにしょっぱくて
苦かったあの日。
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できない事

できない事でも君の為なら僕はする。
君の赤ちゃんを僕が産もう。
君が呼んだら一秒で君の元へ行こう。
君の大好きな物を毎日あげよう。
仕事なんてうっちゃって。
でも
君は言うね。
「あなたの喜ぶ事がしたい」って。
それは僕にはできないな。
君が微笑むのは
君にしかできない事だもの。
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そんな雨は聞いた事がない

雨が降り
道を濡らす。
道だけじゃなく
僕の頬も濡らす。
濡らし続ける。
けれどきっと
雨は止み
朝が来る。
永遠に降り続く雨なんて
僕は
そんな雨は聞いた事がない。
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日常。

君が居て
猫が居て
晴れてて
眠たくて
愛してて
少し寒い。

君が居なくて
猫は出かけて
雨が降ってて
眠気は無くて
愛されていて
今日は暖かい。

何があろうとも
僕と君の日常は
そこにあり続け
幾年経とうとも
日常であり続け
それが消え去る
そんな日は来ず
音楽が鳴ってる。

歌と
酒と
君と
僕と
猫と
詩と
愛と
恋と
生と
死と
日常。
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つまらない事

あの頃
君と居る部屋で
何もする事がなく
それはつまらない事だと
想ってたけど
今は
とてもすばらしい
光景だったように、思う。
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あの日。

僕が
まだ。
子供だった
あの日。

真夜中
僕を
迎えに来た
空を飛ぶ
ピーターパンも。

あの
大きな木の
ウロの前で
出あった
異国の
少女も。

夕暮れの
町を
飛び交いながら
輝いていた
青緑色の
玉も。

全ては
本当だった。

たとえ
それが
夢の中の
出会いで
あったとしても

あの頃の
僕にとって
現実と
夢は
境がなく

本当だったと
言えるのだと
想う。
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秋桜

コスモスって
秋の桜って書きます。
桜の咲く春は
出会いと別れがたくさんあります。
コスモスって
少女の純潔って花言葉です。
少女は
出会いと別れを繰り返し
僕と出会いました。
少女は

僕の隣で
秋の風を感じつつ 寝息を立てています。
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紅葉

僕が君に
好きだと伝えた
その日は
夏の香りが風の中に消え
秋の息吹が葉に色づいた
とても寒い日でした。
僕は君の頬も
街路樹と同じくらい
薄く
けれど唐突に
色づいたのを
今でもよく覚えています。
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ウソ

僕はまだ
君にウソを言った事はないよ。
いつの日か
「もう、お互い恋人であるのはヤメにしよう。」
って
「これからは夫婦になろう。」
って
そうやって君を騙し撃ちするのが
僕から君への
最初で最後のウソ。
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秋の風

秋に吹く風は
木の葉を散らします。
木々は枯れ
木の葉という
一年を共にした友を
失わせます。
けれど
秋の冷え始めた空気や
それを運ぶ風は
僕と貴女の距離を縮めます。
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