初体験
タイトル『初体験』



「セックス」

「・・・は!?」

「って、聞いただけでドキドキする?」




付き合ってもうすぐ一ヶ月経つ、



は下ネタがとても苦手で、 がそれを弱味にいつも を困らせるのだ。




はほとほと、 の下品さに疲れきっていた。





「・・・もうっ、なんで っていっつも下ネタばっか言うの〜!?」

「俺だけじゃねーよ、男はみんなそうなんだって」

「でもっ、イヤなものはイヤなのっっ!!」

「・・ほーらな、 がそーゆー反応するから、からかいたくなっちゃうんだよ。」

「う・・・・ 今度は私のせいだって言いたいわけ!?」

「んな事言ってねーって♪ただ、可愛いって言ってんの。」

「・・・・///そんなんで誤魔化そうったって、ダメだからね!!」

「・・顔赤くなってやんの。」

「うるさいっ・・・・」





怒る を、 がじっと見つめる。






さっきまでのイタズラっぽい瞳とは明らかに違う、スゴク真剣な瞳―――。







「・・・な、何よぉっ・・。」

「そんな目で見んなよ・・・・。ガマンできなくなっちゃうじゃん・・」

「なっ、また・・・ んんっ!!!」





の透き通った瞳に誘われ、 の唇を塞いだ。





情熱的な口付けに、 は喘ぐ隙さえ見つからない。







声にならない声が、 の間を流れ続ける。





の、速い鼓動の音色が、 にも強く伝わる。


























「・・・・んっ、ぷはぁっ! ・・ケホケホッ・・・く、るしかった・・・・っ!!」

「・・ハァハァッ。・・・言っとくけど、誘ったお前が悪いんだぜ。責めるなよ」

「もう、また私のせいにするの・・・!?いっつもそうよ、 は・・・・」

「ストップ。それ以上、もう何も言うな・・・・」

「っく、ぅぅ・・ん・・・!もーやだぁ、 なんて、知らないからっ・・!
勝手にしてよぉ・・・っバカ」

「・・バカでいいよ。俺は の事、好きだから・・・」







の頬に伝う涙を拭いながら、 の身体に付着しているもの全てを剥ぎ取った。




甘い液が、 から溢れ出す。





はもう文句も言えず、 の手の温もりを肌で感じとるしかなかった。









「・・・膨らんでる。 、待ってた?」

「・・・・・」





の問いに答えず、 は瞳で訴えた。





『早ク欲シイ・・』って、一言。








それだけで、 には伝わった。

























――カチャ――。






シャワー室から、フラフラになった が顔を覗かせた。




「・・あれ、 ? どうした・・出てこないの?」

「・・・ちょっと、来てっ!!」

「え?どれどれ・・・・」






湯船を指差す の元へ行き、 はようやくその意味が分かった。




「・・あぁ〜あ!!そっか、そーゆー事か〜。」

「え・・、何なのアレ!?私、まだきてないよ?!?」

「お前もしかして、俺が初めてだったろ。」

「う、うん・・。って、何で知ってるの!?///」

「ははっ!・・・ も、少しは下ネタ勉強した方がいいぜ〜♪」

「やだぁちょっと!!何なのよぅ〜〜っ のバカァ〜〜っ!!!」






―― が湯船に流れ出た血の意味を知るのは、2回目の行いまでおあずけ――。




<fin.>







+++あとがき+++

まいあにしては珍しく、用語等を遠まわしに書いてみましたっ!!(笑)
あと、エロっちい感じも減らしてみた・・かな。(多分)
とにかく、まいあなりに努力してみましたぁ〜〜〜っ☆★☆



※ブラウザの「戻る」でお戻りくださいませ〜♪



Created by DreamEditor
[PR]動画