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◆ アドバイス2
◆
10月19日◆親としての自覚を持とう。
日本がこれだけおかしく住みにくくなった原因に親子の絆が崩れたことが挙(あ)げ
られます。
それではなぜ、親子の絆が崩れたのでしょうか?
それは、親は親としての自覚が足りない。
子供は、子供としての自覚が足りないからです。
今回は親としての自覚について述べさせていただきます。
父親と母親は、愛の共同作業により子供を授けてもらったことを自覚して下さい。
自分たちがいなければ子供は存在しないことを自覚して下さい。
また、我が子を人に迷惑をかけない立派な人間に育てなければならないという自覚
を持って下さい。
社会に貢献していく人間に育てなければならないという自覚を持って下さい。
それには、子供の言いなりになってばかりいてはいけません。
欲しいものを何でも買い与えてはいけません。本当に必要な物なのか話し合い、
しばらく時間を空けて、それでも必要な物ならば買い与えて下さい。
そうすることで、子供に辛抱と物の大切さを身に付けさせて下さい。
また時には叱り、言ってもわからない時は、お尻を叩いたり、食事を一食与え
なかったりすることも必要です。
父親も仕事が忙しいからと子供の躾(しつけ)を母親にばかり任せてはいけません。
本当に叱らなければならない時は、母親ではなく父親が叱らなければなりません。
父親は一家の大黒柱として生きるのが本当の生き方です。
母親は父親を補佐していくのが本当の生き方です。
夫婦関係がうまくいっていない人ほど上述した人生を歩んでいないはずです。
そういう人ほど合点がいかないと思っているはずです。
しかし、考え方を変えない限り今のままです。いや、益々悪くなっていくと思い
ます。
うまくいっていない夫婦は、今すぐ合点がいかなくても考え方を変えた生き方を
して下さい。1ヶ月も続ければ、やらないより確実に好転しているはずです。
子供もそういう父親と母親の方が精神的にも落ち着きます。
また叱る時には必ず、
「お前を立派な人間にしたいから叱るんだ」
と子供に言ってから叱って下さい。
そして感情的にならず、愛情を持って叱って下さい。
父親も母親も子供に恥ずかしくない生き方をして下さい。
まちがっても、不倫、浮気はしないようにして下さい。
そんな親の行動を子供が知ったら、どんなに傷つくか、どんなに悲しむか考えて
下さい。
そんなことをしたら家庭崩壊が待っているだけです。
確かに時代は不倫、浮気に寛容になっていますが、いつも時代の風潮が正しい
とは限りません。時代に流されるだけではだめです。そんなことをしていたら不
幸になるだけです。
確かに結婚している人で魅力的な人はいますが、それはそれ。
結婚しているのだから不倫、浮気をしたら家庭が崩壊してしまう、家族の人たち
を不幸にしてしまう。
相手を不幸にしておいて自分たちだけ幸福になるのは、本当の人間の生き方で
はありません。だから、絶対にしてはいけないと強く思って下さい。
強く自分を戒めて下さい。
不倫、浮気が家庭崩壊になり、それは日本の崩壊につながります。
絶対にしないで下さい。
あなたの親としての自覚が、子供を一人前の立派な人間にします。
お父さん、お母さん、がんばってください!
10月22日◆あなたのお子さんをほめてあげましょう!
あなたのお子さんのいいところをほめてあげましょう。
例え現在、家庭内暴力、いじめ、非行、不登校していても必ずいいとこがあるの
ですから、まずほめてあげましょう。
だれでもほめられるとうれしいものです。ほめてくれた人に好感を持つものです。
そこからふれあいが始まるかもしれません。
ただしうそを言ってはいけません。相手の本当の面をほめてあげましょう。
情報を利用する際は、利用する皆さんの自己責任において行ってください。
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