電車内小話(代打日記より)

ちかん

新宿に行く途中のこと。

日雇いでPCの入力のをやってるのですが、その日は仕事場のお嬢さん方と給料を取りに行くため電車で移動していました。

電車は空いていて、5人で座って仕事場での恋愛話だの、仕事内容について話をしていたのですが。

「だーにゃん、あそこのちかんどうするの?」

と、はにーが質問。

*「だーにゃん」は私です。(だーりんがなまって、こう呼ばれている)

私は、

「ん?どこをちかん?」

「んとねぇ、○○の所」

「それは確認しながらやったほうがいいんじゃない?」

「じゃ、××は?」

「全ちかん、一気にやっても大丈夫だよ」

「全部やっていいの?」

「半分だけやる?半ちかん?そりゃないだろう(笑)」

周りのお嬢さん方は「そっか〜」などと頷いてる。

うわっ、間違ってたらヤバイ・・・慌てて声をかけます。

「でも、合ってるかわからんぞ?(汗)」

「え〜!!でも、この前マニュアル作ってくれたじゃん?あれでいけるんでしょ?」

「ん〜、大丈夫だと・・・」

電車の中はそんな話で盛り上がりつづけたのでした。

『ちかん』・・・ 「痴漢」の話ではないのです。

「置換」の話。

しかし日本語の難しいところ、電車では「一気にやる」「確認して」などと言うものだからすっかり「痴漢」だと思われたらしく、周りの目は白かった・・・・

私は「痴漢」のマニュアルは作らんぞ!!(号泣)

作りそうなのに、と言われてもねぇ?

後日、この話を仕事場・及び男友達にしたところ、周りは納得と共に

「俺、半ちかんなら!」

「いや、それも犯罪だから」

「やっぱり確認は大事だよねぇ・・・」

とか色めきあってなんだか楽しそうだったのは何故でしょう?

「白い目」で見られるのが日常茶飯事では決してありません。

ただ若干多いかもしれないな〜って・・・・・・

 

*これは以前MANKADELIC(元・大入り計画)のMS-06シャア専用ザクオ様の所で書かせていただいたモノです

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